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ACL 日本勢“全滅” 川崎F 勝利も敗退 大久保は不発

[ 2014年5月14日 21:34 ]

<川崎F・FCソウル>後半、シュートを放つ大久保

ACL決勝トーナメント1回戦・第2戦 川崎F2―1FCソウル

(5月14日 韓国・ソウルW杯)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦・第2戦が14日に行われ、1次リーグH組2位通過の川崎Fはアウェーで同F組1位通過のFCソウル(韓国)と対戦。2―1で勝利し2戦合計4―4としたが、アウェーゴール数により1回戦敗退が決まった。広島もウェスタン・シドニー(オーストラリア)に敗れ、日本勢はすべて姿を消した。

 7日にホームで行われた第1戦を2―3で落とした川崎Fにとって、2点差以上の勝利か4得点以上の1点差勝ちが突破条件(3―2勝利の場合は延長戦)の厳しい戦いだった。それでもW杯ブラジル大会の日本代表メンバーに選出されたFW大久保、予備登録メンバーに選出されたMF中村が先発出場し、逆転突破を目指した。

 だが、先手を奪ったのはFCソウルだった。前半8分、左サイドからパスを受けたエスクデロ・セルヒオがゴール前で粘り、右足でゴールを決めて先制した。

 対する川崎Fは前半29分、相手DFのトラップミスを逃さず、ボールを奪った小林がそのまま一気に駆け上がって右足でゴールネットに突き刺し同点。さらに後半ロスタイム、森島のゴールで勝ち越した。これで2戦合計4―4。あと1点…。しかし、無情のホイッスルが敵地に響き、5季ぶりの8強進出はならなかった。

 大久保はフル出場で奮闘。後半16分、ゴール中央でボールを受け、シュートを放つもGK正面。無念のノーゴールに終わった。

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2014年5月14日のニュース