レアル　前回覇者のバイエルンに圧勝！１０度目Ｖ王手

快勝で決勝進出を決めたＲマドリードの選手たち

　欧州ＣＬは２９日に準決勝第２戦の１試合が行われ、レアル・マドリード（スペイン）がアウェーで４―０と前回の覇者バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）に圧勝、合計でも５―０として１２大会ぶり１３回目の決勝進出を決めた。

　前半１６分、Ｒ・マドリードはモドリッチからのＣＫにセルヒオ・ラモスが頭で合わせて先制。その４分後にも、ＦＫからまたもやセルヒオ・ラモスが頭で決めた。さらに同３４分には、今度はドリブルで中央を突破したベイルからのパス受けたクリスティアーノ・ロナウドが冷静に決めて３点目。試合終了間際にも、Ｃ・ロナウドがＦＫを直接グラウンダーで決めた。

　Ｃ・ロナウドは今季欧州ＣＬで１６ゴールとし、１１～１２年にメッシ（バルセロナ）が記録した１４を抜いて、歴代単独トップに躍り出た。

　バイエルンは、ボール保持率で６４％、シュート数も１９本とレアルの１３本を上回ったものの、ゴールを決めることができず。４点目を決められると、予想外の展開にスタンドを埋め尽くしたバイエルンのサポーターからはブーイングも起こるほどだった。

　Ｒ・マドリードは、シャビ・アロンソが累積警告を受け決勝に出場できないが、史上最多１０度目の優勝を狙い、３０日に行われるチェルシー―アトレチコ・マドリードの勝者と５月２４日にリスボンで決勝を行う。