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合流フォルラン即“移籍初ゴール”紅白戦で柿谷と2トップ

[ 2014年2月14日 05:30 ]

宮崎神宮を参拝し両手を合わせながら白沢通訳(左)の説明を聞くフォルラン

 C大阪は13日、宮崎市内での2次キャンプをスタートさせ新加入のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が初合流した。来日翌日にもかかわらず、1時間30分以上のメニューをすべて消化。紅白戦では途中から主力組に入り、日本代表FW柿谷曜一朗(24)との2トップで“移籍後初ゴール”も挙げた。今季公式戦初戦となる2月25日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)浦項戦での先発出場へ一気に視界が開けた。

 いきなり全開モードだった。雨が降り続ける宮崎で、フォルランが精力的にボールを追いかける。練習の最後に行われた11対11の紅白戦では途中から主力組に入り、柿谷と2トップを形成。すると柿谷の素早いプレスからこぼれたボールに反応し、左足ダイレクトで“移籍後初ゴール”をマークした。「ヨウイチロウがいいプレスをかけてくれて、それが自分のところにこぼれてきた。押し込むだけだったよ」と笑顔を見せた。

 ウルグアイから30時間以上もかけて前12日に来日。「時差の影響はある」と明かしたように、まだ日本時間には順応できてはいない。それでも、午前中は宮崎神宮で行われた必勝祈願に参加。午後の練習では1カ月以上にわたって自主トレを積んだ成果を見せた。「チームメートの名前や特徴も覚えていきたい」と意欲的。一般に外国人選手は合流後もしばらくはマイペースで調整することが多いが、1時間30分以上のメニューを全て消化。最初の目標として設定した、25日のACL浦項戦での先発出場へまずは順調なスタートを切った。

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