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内田 W杯ピンチ!今季絶望か…日本で検査後、手術も

[ 2014年2月14日 05:31 ]

内田篤人

 シャルケの日本代表DF内田篤人(25)が、6月に開幕するW杯ブラジル大会に出場できなくなる可能性が出てきた。

 9日にホームのハノーバー戦で右太腿裏を負傷し、10日に右太腿肉離れと診断されていた(全治期間は未発表)。シャルケは13日、内田が精密検査のため同日に日本に向かったことを発表。クラブ関係者は「肉離れの中でも少し重いもので、腱損傷の可能性も判明し、日本で精密検査を受けることになった。検査の結果によっては手術を受ける可能性も否めない」と話した。

 同日付のドイツ誌キッカー(電子版)はシャルケのヘルトGMの話として、内田が手術を受ける可能があり、今季中の復帰が絶望となる可能性があると伝えた。

 内田はハノーバー戦後に患部の状態について「肉離れだと分かった」と説明。過去にも同じ箇所を何度も肉離れしているだけに「ケガは友達みたいなもの」と気丈に話したが、復帰の時期については「いや(時間は)かかりますよ」と長期離脱を覚悟した様子だった。これまでの肉離れだけでなく、日本での精密検査で骨と筋肉をつなぐ太腿の腱にも損傷が見つかれば長期離脱につながる可能性があり、6月12日に開幕するW杯に間に合わない恐れも出てくる。

 不動の右サイドバックが本大会に欠けることになれば、ザックジャパンにとっても大きな痛手となる。

 ▼内田の右足のケガ 12年11月の欧州CLのアーセナル戦で右太腿肉離れを起こした。復帰後の同年12月15日のフライブルク戦で再び痛め、13年2月にも再発していた。

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2014年2月14日のニュース