金沢、町田からＭＦ太田を獲得「Ｊ２昇格に貢献するために来ました」

　Ｊ３金沢は５日、Ｊ３町田からＭＦ太田康介（３１）を完全移籍で獲得したと発表した。

　埼玉県出身の太田はＪ２通算３８試合４得点、ＪＦＬ通算１７４試合２５得点。２０１３年シーズンはＪＦＬ町田で１７試合３得点だった。

　太田は金沢を通じ、「金沢の皆様、はじめまして。太田康介です。この度、ＦＣ町田ゼルビアから加入することになりました。ポジションはボランチ、またはセンターバックです。後方から声を出しての指示やロングフィードを見てもらえたらと思います。自分自身、新しい環境に身をおいて、もう一回り成長させたいと思っています。何よりチームのＪ２昇格に貢献するために来ました。早く皆様に顔を覚えてもらって、応援してもらいたいと思います。これからよろしくお願いいたします」とコメント。

　町田を通じては、「この度、ツエーゲン金沢に移籍することになりました。まずは下川社長をはじめ、チームを支えてくださったスポンサーの皆様、チーム関係者、ボランティアスタッフの皆様、応援してくださったファン・サポーターの皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。ファン・サポーターの皆様には本当に多くの応援を頂き、いつも背中を後押ししてもらいました。そして６番のユニフォームを着て応援して下さった方々にも、たくさんの勇気をもらいました。感謝の言葉しか出てきません。２０１０年に加入し、Ｊリーグ昇格、そして降格などたくさんの経験をさせてもらいましたし、４年間という短い期間ではありましたが、素晴らしい仲間にも出会え、サッカー選手として、そして１人の人間として、とても充実した４年間でした。本当に難しい決断でしたが、たくさんの事を考え、悩み悩んだ末、もう一回り成長するためにチャレンジさせてもらうことを決断しました。今シーズン、リーグ戦で対戦することとなりますが、その時は宜しくお願い致します。ＦＣ町田ゼルビアと共に、Ｊ２に昇格できるよう頑張ります。最後になりますが、ファン・サポーターの皆様、町田に関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」と談話を発表している。