青森山田ＧＫ田中　日本代表西川流セーブでＰＫ戦制す

＜米子北・青森山田＞ＰＫ戦を制し田中（背番号１）の元に駆け寄る青森山田イレブン

全国高校サッカー選手権 青森山田１―１（ＰＫ５―４）米子北

（1月2日 等々力）
　青森県代表の青森山田は、１―１で突入したＰＫ戦でＧＫ田中が好セーブを見せた。

　相手の４人目のキックを右に跳んでストップ。キッカーがボールを置く際にはゴールネットぎりぎりまで後ろに下がり、助走に入る前にゴールライン上に立った。奥行きを使うことで自分を大きく見せる広島の日本代表ＧＫ西川をまねた作戦が奏功。５大会連続１６強の立役者となり「ＰＫ戦では視覚と聴覚を使い相手を威かくすることを心掛けている」と訴えた。

　▼米子北ＤＦ森本　１点先制した時は正直、勝てると思ったが、全国は甘くなかった。ブロックをつくって守る狙い通りの試合はできた。