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長友 オランダ代表エース・ロッベンに名前覚えさせる

[ 2013年11月15日 05:30 ]

練習で軽快な動きを見せる長友(右は香川)

国際親善試合 日本―オランダ

(11月16日 ベルギー・ゲンク)
 日本代表DF長友が名刺代わりのサイド突破を見せる。13日の練習後、報道陣からオランダ代表FWロッベンが自身のことを認知していないことを伝え聞くと「僕の実力がまだまだ足りないということ。次の試合(16日)で“長友は嫌な選手だ”と知ってもらえればいい」。世界一のサイドバック(SB)になると公言しているだけに屈辱的な事実だが、努めて冷静に話した。

 09年に敵地で行われた親善試合で初対戦したときは、逆サイドだったためマッチアップは実現しなかった。10年のW杯南アフリカ大会1次リーグではロッベンがケガのため欠場。今回は同サイドでの先発が濃厚で「マッチアップが凄い楽しみ。負けたくない」と闘志を燃やす。

 今季は所属するインテル・ミラノで本職の左SBではなく左MFで出場する機会が多く、既に10年にイタリアに移籍してから最多となる3得点をマーク。「(クラブで)高い位置でプレーしているので、攻撃の意識が上がっている」と長友。持ち前のスピードと運動量を最大限に発揮し、ロッベンの脳裏に“NAGATOMO”の名を刻みつける。

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2013年11月15日のニュース