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FC東京、ルーカスが引退「一番良い時期に引退することで記憶に」

[ 2013年11月7日 11:38 ]

引退を発表したFC東京のFWルーカス

 J1のFC東京は7日、ブラジル人FWルーカス(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 ルーカスは2004年にFC東京に加入し、2008年からはG大阪に移籍。海外でのプレーを経て2010年には1度現役を引退。2011年には当時J2だったFC東京に復帰し、J1復帰に貢献。G大阪では2008年のACL優勝、クラブW杯3位も経験している。母国ではU―23ブラジル代表として2000年のシドニー五輪にも出場した。

 通算成績はJ1で264試合89得点、J2で23試合9得点。ACLでも23試合で7得点をマーク。今季も9月にハットトリックを達成するなど、30試合に出場し、10得点を挙げている。

 ルーカスはクラブを通じて「個人的には素晴らしいサッカー人生を過ごせたことに喜びを感じています。今までにタイトルもたくさん獲ることができ、このような形で引退できることは嬉しい限りではありますが 、たくさんの仲間と離れることは非常に寂しく感じています。自分が一番良い時期に引退することでみなさんの記憶にも残ると思います。今は残りの試合で全力を出し切り、ファンのみなさまと勝利の喜びを分かち合いたいと思います。最後までご声援よろしくお願いします。シーズン終了後にブラジルへ帰る予定ですが、現地で東京のことを応援していきたいと思いま す。改めてありがとうございました」とコメントしている。

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2013年11月7日のニュース