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日本協会・田中専務理事が辞任 健康上の理由で 後任は未定

[ 2013年10月10日 19:25 ]

 日本サッカー協会は10日、田中道博専務理事(55)が健康上の理由で辞任したと発表した。8日、大仁邦弥会長に文書で辞任を申し入れ、受理された。後任は未定。

 田中専務理事は疲労感や倦怠感を訴え、8月下旬から休養。9月30日、大仁会長に電話で辞意を伝えたが、留意されていた。今回の受理について同会長は「復帰のめどが立たないと言うので、やむを得ないなと思った」と説明した。

 6月と9月には一部スポーツ紙が田中専務理事に関するセクハラ疑惑を報じ、協会幹部が「セクハラではないが、不適切な行為はあった」と認めていた。大仁会長は10日の会見で「セクハラはないということで確認している。報道が(田中理事に)精神的なダメージを与え、辞任の決定に大きな影響を与えた」と述べた。

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2013年10月10日のニュース