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大宮“鬼門”広島にも勝った!クラブ新7連勝で21戦不敗

[ 2013年5月6日 17:29 ]

J1第10節 大宮2―1広島

(5月6日 NACK)
 大宮はホームで広島と対戦し2―1で勝利。クラブの連勝記録を7に伸ばすとともに、J1連続不敗記録を21に更新した。

 10年8月18日を最後に2年以上勝利がなく、NACK5スタジアムでは1分け3敗と相性の悪い広島を迎えた一戦。

 前半15分、MF渡辺からのスルーパスに走りこんだFWズラタンがエリア手前からシュートを放つもバーの上。同23分には、FWノヴァコヴィッチが左からのクロスにボレーで合わせるも、GKに防がれ得点には至らず。0―0のままハーフタイムへ。

 先制したのは後半22分。右サイドを突破したDF今井がクロスを上げると、ゴール前のノヴァコヴィッチが頭で合わせて今季5点目を決めた。

 しかし同32分、広島が王者の意地を見せる。右サイドのMF井波がゴール前へグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドに走りこんだFW佐藤が左足で合わせて同点に追いつく。

 それでも同39分に勝ち越しに成功。GK北野のロングフィードを広島DF水本が中途半端なバックパス。このボールをFW富山がGK増田と競り合いながらも、頭で決めた。

 しかし、この競り合いで富山と増田が互いに頭をぶつけ合ってピッチに倒れ込み交代。GK増田は救急車で病院へ搬送された。1点を争う試合での勇気あるプレーに客席からは拍手と声援が送られた。

 広島は、30日のACL北京国安戦で主力を温存しながらも、GK西川とMFミキッチが欠場。増田も負傷交代で、GK2人離脱の危機となった。

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2013年5月6日のニュース