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関西ダービーで奪首だ!G大阪 首位相手に油断なし

[ 2013年5月6日 06:00 ]

J2第13節 神戸―G大阪

(5月6日 ノエスタ)
 天下分け目の関西ダービーだ。J2首位の神戸と2位のG大阪が6日、ノエスタで直接対決を迎える。神戸がJ1に再昇格した2007年以降のリーグ戦対戦成績は4勝4敗4分けと全くの五分。勝てば今季初めて首位に立つ大一番に向け5日、大阪府吹田市内で最終調整したG大阪の長谷川健太監督(47)は気合をあらわにした。

 序盤の天王山を前に、長谷川監督の口調も自然と熱を帯びた。「首位攻防というより、ダービーとつくものは負けたくない。勝ちたい」。関西に本拠を置き、首位を走る神戸へのライバル意識をストレートに表現した。

 この日は非公開練習ながら「スタメンは前節と一緒」と公表。「包み隠さず、ガンバらしく、正々堂々と戦う」と心の高ぶりもにじみ出た。それでも「気持ちを出して戦わないと勝てない」と首位相手に油断はなし。MF遠藤も「メンタルの部分でも、しっかり準備しないと」と指揮官の言葉に同調した。

 両チームは現在、京都とともにJ2最多の21得点を記録。首位奪取には神戸の攻撃力を抑えることもカギになる。守備を統率するDF今野は「高さもある田代が起点になっているので、自由にやらせないことが大事」と長身FWを警戒。今野とCBを組む19歳DF西野も「神戸を無失点に抑えたら自信になると思う」と闘志をみなぎらせた。

 攻撃の軸となるMF倉田は「神戸は引いて守ってくることはないと思う。打ち勝ちたい」と攻撃力を見せつけることを宣言。雌雄を決する一戦で、明確な答えを出す。

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2013年5月6日のニュース