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欧州CLは史上初のドイツ決戦!下部組織改革が実を結ぶ

[ 2013年5月3日 06:00 ]

欧州CL決勝 ドルトムント―バイエルン・ミュンヘン

(5月25日 ロンドン)
 欧州CL決勝は史上初のドイツ勢同士の対戦。ブンデスリーガがUEFAランクで10~11年にセリエAを抜いて3位に浮上するなど近年躍進してきた一番の要因は00年から始まった下部組織改革がある。ドイツ協会はユースアカデミー設立をはじめ各クラブにユース組織整備を義務化するなど10年間で総額7億ユーロ(約900億円)を若手育成に投資。その結果育ってきたのがGKノイアー、MFミュラー、クロース(バイエルンM)、DFフンメルス、MFゲッツェ(ドルトムント)らで、ドイツ代表でも主力になりつつある。

 また06年W杯を契機にスタジアムが整備されたことがクラブの収入増、ファンの動員増加につながり経営が安定。昨オフにバイエルンMがスペイン代表MFハビ・マルティネスを獲得するなど選手移籍における競争力アップに結びついている。

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2013年5月3日のニュース