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ACL 浦和、ホームで逆転負け!原口弾も後半3失点

[ 2013年4月3日 21:21 ]

<浦和・全北>後半、勝ち越し点を許し、ぼうぜんとする鈴木(13)ら浦和イレブン

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は3日、各地で1次リーグ第3戦が行われ、F組の浦和はホームで全北(韓国)と対戦した。ここまで浦和は1勝1分けの勝ち点3で2位、全北は2分けの勝ち点2で3位。浦和は前日練習でFW原口が「(選抜高校野球の)“浦和学院V”と“浦和快勝”の見出しをドーンと飾りたい」と意気込んだ。浦和学院は見事優勝を果たしたが、浦和レッズは1-3で逆転負け。アベック白星はならなかった。

 試合は浦和のキックオフでスタート。左足首の負傷から復帰したDF坪井が今季初先発でピッチに立った。

 開始6分、浦和がいきなり先制だ!DF槙野がドリブルで切り込み、FW原口へ。原口が期待に応えて右足でゴールネットを揺らした。なおも攻めまくる。前半13分にはMFマルシオ・リシャルデスがフリーで右足を振りぬいたが、ゴール左へ。前半20分、マルシオ・リシャルデスが今度は弾丸FKを放ったが、バー直撃。惜しいシュートが続く。

 1点ビハインドの全北は前半32分、1トップのケヴィンがヘッドで浦和ゴールを狙うなど、攻め上がるが得点には結びつかない。

 前半37分、GK加藤のクリアしたボールがFWケヴィンに当たり、あわや浦和ゴールへ。地元サポーターから悲鳴が起こる。

 前半43分、今度は全北DFがクリアミス。原口がヘディングシュートもGKクォン・スンテがセーブ。1-0のまま前半が終了した。

 後半キックオフ。全北は切り札のFWイ・ドングッを投入。DFウィルキンソンがアウト。そして後半6分、FKからのセットプレーでボールをキープした全北はMFイ・スンギが右足ミドルシュート。ゴール右へ突き刺さり同点に。3分後にはケヴィンも右足でシュート。加藤がセーブする。

 後半18分、全北FWイ・ドングッがFKに頭で合わせゴール。浦和が勝ち越しを許す。1点追う形になった浦和は後半22分、坪井に代わりFW興梠がイン。

 後半23分、オフサイド気味にボールを受けたレオナルド(後半途中から出場)がGKと1対1になるが、加藤が体を張って止める。だが、後半25分、エニーニョが右足アウトサイドで絶妙ロングシュート。全北が3点目を挙げる。

 浦和は後半25分、関口がアウト。MF宇賀神が入る。後半34分、原口がドリブルで持ち込みシュートも、相手GKが横っ飛びセーブ。その原口は後半35分、MF梅崎と代わりアウト。しかし、流れを引き戻すことはできず、浦和はホームで痛い逆転負けを喫した

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2013年4月3日のニュース