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横浜 大学No・1司令塔・専大MF長沢抜てきへ

[ 2013年4月2日 06:00 ]

練習に汗を流す横浜のMF長沢

ナビスコ杯予選リーググループA 横浜―大宮

(4月3日 ニッパ球)
 横浜が特別指定選手(大学生のままJの試合に出場可能)として受け入れた専大4年のMF長沢和輝(21)が、3日に行われるナビスコ杯のホーム大宮戦でJデビューを飾る可能性が出てきた。2月の宮崎合宿に参加しており、1日の練習から合流。樋口監督も「状態が問題なければ」とメンバー入りの可能性を示唆した。

 横浜のほか、浦和、川崎F、清水、J2千葉などが争奪戦を繰り広げる大学No・1MF。鋭いドリブル、正確なシュートとパスを持ち合わせ、獲得を熱望する樋口監督も「しなやかな選手。左右どっちにもターンできるしタイプは少し違うけど、香川のような選手」と高く評価する。

 今後は横浜の練習に参加しながら、週末は専大の試合に出場する“二刀流”に挑戦する。「ハマの香川」は、「プロは大学と比べて、どれをとっても上のレベル。(中村)俊輔さんらから、盗めるものを盗んで今後のサッカー人生に生かしていきたい」と目を輝かせた。

 ◆長沢 和輝(ながさわ・かずき)1991年(平3)12月16日、千葉県東金市生まれの21歳。5歳でサッカーを始め、ちはら台SC、三井千葉クラブを経て八千代高、専大に進学。11、12年に関東大学1部リーグを連覇。両親と1歳上の姉1人。1メートル72、68キロ。右利き。血液型はB。

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2013年4月2日のニュース