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ゴン 45歳での現役引退を表明 両膝完治せず

[ 2012年12月4日 15:52 ]

会見で引退の理由を説明する札幌・中山

 札幌の元日本代表FW中山雅史(45)が4日、札幌市内で会見を開き、今季限りで現役を引退することを表明した。

 中山は会見で「今シーズンをもちまして第一線を退くことを決めました」と述べた。

 来季の去就について中山は2日に「日々、いろいろな思いが交錯している。いろいろ考えることがある。ただ、まだ決めたわけではない」と話していたが、痛めている両膝の状態も思わしくなく、ユニホームを脱ぐ決意をした。

 中山は静岡・藤枝東高から筑波大を経て、90年にJ1磐田の前身、ヤマハ発動機に入社。体を張った闘争心あふれるプレーで、90年代後半から計3度リーグ制覇した磐田の黄金期を支えた。98年にはJリーグ最優秀選手賞に選ばれ、98、00年と2度の得点王、4度のベストイレブンに輝いた。09年限りで磐田を退団し、10年に当時J2の札幌に移籍した。J1で戦った今季は両膝のケガなどに苦しみ、わずか1試合に出場しただけだった。

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