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柴崎 Yプレーヤー賞も「世界レベルでは物足りない…」

[ 2012年12月4日 06:00 ]

<Jリーグアウォーズ>ベストヤングプレイヤー賞に輝いた鹿島・柴崎(左)とプレゼンターの日テレ・岩渕

Jリーグアウォーズ

(12月3日 横浜アリーナ)
 華やかな授賞式が、凍り付いた。ヤングプレーヤー賞のスピーチで鹿島のMF柴崎は受賞対象である91年4月2日以降生まれの選手のプレーが、自身を含めて物足りなかったことにダメ出し。「受賞に値する選手は0人だった。世界に目を向けると、ACミランのエルシャーラウィ、レアル・マドリードのバラン、サントスのネイマールらがいる。彼らのような活躍をしたかといえば、そうではありません」と危機感を募らせた。

 授賞式前にはクラブ関係者からスピーチの草案が書かれた用紙をもらったが「いらない」と断り、頭に浮かんだ言葉を口にしたという。今季は31試合に出場し、10月6日のFC東京戦では初ゴールを記録。18クラブの監督、選手による投票で、2位の高木(清水)の3倍以上の得票数を獲得したが満足感はない。「世界レベルで考えたら物足りない。来年はもっとできる自信があるし、やらなきゃいけない」と決意を語った。

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2012年12月4日のニュース