ＳＳＦ「スポーツ　歴史の検証」　岡野俊一郎氏がメキシコ五輪語る

　日本のスポーツの歴史を築き上げてきた偉人たちの証言を通してスポーツの未来について考える、公益財団法人「笹川スポーツ財団」（ＳＳＦ）のスペシャルサイト「スポーツ　歴史の検証」。日本のスポーツをけん引してきたオリンピアンが登場するシリーズ企画「オリンピアン　かく語りき」の第２弾が２６日から一斉公開された。

　ゲストは１９６２年からサッカー日本代表コーチを務め、６８年メキシコ五輪でチームを銅メダルへと導いた、元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎氏（８１）。「岡野俊一郎～１８６８年メキシコ五輪銅メダルの真実」と題し、幻のプロサッカー構想やモスクワ五輪不参加、ＪＯＣの独立をテーマに、元ＮＨＫアナウンサー西田善夫氏（７６）のインタービューを軸に展開している。
　
　写真も多く掲載し、読み応え十分の内容。第１回は元五輪体操選手で、日本人最多となる１３個の五輪メダルを獲得した小野喬氏（８１）。第３回は１９７６年モントリオール五輪柔道の無差別級金メダリストで、全日本柔道連盟会長の上村春樹氏（６１）の登場を予定している。