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ロドリゴ監督 カズを特別扱いせず 経験、統率力に期待

[ 2012年9月21日 06:00 ]

フットサル日本代表・ミゲル・ロドリゴ監督は代表候補メンバーについて話す

フットサルW杯タイ大会 11月1日開幕

 「ニヨンの衝撃」の悪夢は自ら振り払え。フットサル日本代表のロドリゴ監督が、カズに愛のムチを振った。都内のJFAハウスで会見した指揮官は「(カズの持つ)経験やリーダーシップはチームにとっても大きい」と選出の理由を説明した。

 ただ招集された16人はあくまで名古屋合宿のメンバー。10月1日からの静岡合宿のメンバーはあらためて選考され、同16日の愛知合宿までにW杯メンバー14人が絞り込まれる。W杯まで2つの関門が残されている。

 カズは、98年W杯フランス大会直前のスイス・ニヨン合宿で本大会メンバーから落選した悪夢のような経験を持つ。ロドリゴ監督は「98年のことはカズとも話した。ただカズがW杯に出るという夢をかなえさせたいという考えは私にはない。短い時間で順応しないといけないが、できるとしたら彼しかいない」と、期待を込めた上で、特別扱いしない考えを明言した。

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2012年9月21日のニュース