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本田V弾でCSKA先勝!今季6戦3発2アシスト

[ 2012年8月25日 06:00 ]

AIKソルナ戦の前半、先発出場し攻め込むCSKAモスクワの本田圭佑(右)

 欧州リーグのプレーオフは23日、各地でホーム&アウェー方式の第1戦30試合を行い、CSKAモスクワ(ロシア)は日本代表MF本田圭佑(26)が後半16分に決勝点を挙げ、敵地でAIKソルナ(スウェーデン)に1―0で先勝した。ハノーバー(ドイツ)は敵地でスラスク・ウロツワフ(ポーランド)に5―3で勝ったが、ロンドン五輪代表DF酒井宏樹(23)はベンチ入りしたが出番がなかった。

 ゴールハンターの本田が牙をむいた。0―0の後半16分。センターサークル付近で受けたボールを左サイドに展開すると前へ飛び出した。左のMFムサにスルーパスが出た瞬間、一気にゴール前へ突進。相手のマークを振り切り、ムサから出たラストパスをダイレクトでゴールに叩き込んだ。

 ロシアリーグを含め今季公式戦6試合で3得点2アシスト。3戦連続で決勝ゴールに絡んでいる。ロシアのスポーツ専門サイト「Sports・ru」は「ホンダはデンジャラス(危険)」と称えた。試合当日の未明には相手サポーターが宿泊ホテル前で大騒ぎしたが、アウェーの洗礼も絶好調男には関係なかった。

 この“切れぶり”は9月11日のW杯アジア最終予選イラク戦(埼玉)に臨む日本代表にとっても好材料。6月の最終予選3試合ではオマーン戦でハットトリックを記録するなど10得点中8得点に絡んだが、その再現に期待がかかる。26日にリーグ戦、30日に欧州リーグプレーオフ第2戦が控えるなど過密日程だが「個人個人が満足していたら先はない」と言い切る。高い目標を掲げるザックジャパンのエースは、己の武器を磨き続ける。

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2012年8月25日のニュース