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エジプト 逆転で2位突破!ラマダン“免除”で8強入り

[ 2012年8月3日 06:00 ]

ベラルーシ戦で1得点1アシストと活躍したエジプト代表の主将アブートリカ(中央)

ロンドン五輪 男子1次リーグC組 エジプト3-1ベラルーシ

(8月1日 グラスゴー)
 エジプトは1日の1次リーグ最終戦でベラルーシに3―1で快勝し、C組2位で逆転突破を果たした。突破には勝ち点3が条件だったが、速攻を中心に持ち前の攻撃力を発揮し、ラムジ監督は「われわれは8強にふさわしい素晴らしいチームだ」と胸を張った。

 大黒柱は主将の33歳MFアブートリカだ。「エジプトのジダン」と称される絶対的司令塔で、ベラルーシ戦は1得点1アシストを挙げるなど全3得点に絡んだ。3月に起こった暴動の影響で国内リーグが中止となったことを受けて、すぐに選手を招集して南米遠征、アラブ選手権に参加するなど長期合宿でチームを強化。またラマダン(断食月)については、エジプトのイスラム教最高権威アリ・ゴマー師が五輪参加選手は旅行中に当たり、日中も飲食が許されるとのファトワ(宗教見解)を出している。

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2012年8月3日のニュース