伊サッカーの八百長問題　コンテ監督裁判闘争へ

　サッカーのイタリア１部リーグ（セリエＡ）を昨季制したユベントスのコンテ監督が、過去に八百長を知りながら報告しなかった件で、コンテ監督とイタリア・サッカー連盟（ＦＩＧＣ）の処分をめぐる協議が２日に決裂し、裁判所で争われることになった。

　ＦＩＧＣ側は１５カ月の資格停止を要求している。コンテ監督は、当時２部のシエナを率いていた２０１０～１１年シーズン、終盤２試合で八百長を認識していたとされ、捜査を受けた。同監督は落ち度を認める代わりに資格停止期間を３カ月とする取引を画策したが、ＦＩＧＣに却下された。

　セリエＡのシエナは、勝ち点６の減点となる処分を受け入れた。（共同）