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五輪本番まで1週間…関塚監督、チームに2つの課題

[ 2012年7月20日 06:00 ]

練習中、清武(左)と話す関塚監督

国際親善試合 日本1-0ベラルーシ

(7月18日 ノッティンガム)
 関塚監督はベラルーシ戦後、五輪本番に向けた課題を2つ挙げた。

 (1)強いパスを出せ 前線からのプレスでインターセプトした場面は多かったが、ボールを奪ったあとにパスミスから、すぐボールを失う場面が多く見られたことに触れて「足元のパスが弱すぎて、相手にアプローチされる場面が見られた」。英国のピッチは湿り気があって地面が軟らかい、芝も粘りがあるため日本国内よりもパススピードを意識的に上げる必要があると訴えた。

 (2)効果的なクロスを供給せよ 「(ゴール前に)置きにいくクロスがことごとくGKに捕られていた」と言う指揮官。両サイドバックの酒井宏、酒井高はといずれも攻撃力が魅力。だが、相手が待ち構えている場所に入れても決定機にはならない。タイミングを変えたり、相手の意表を突くポイントを狙うなどの工夫を求めた。

 五輪初戦スペイン戦まで1週間。2つの課題を克服してレベルアップできるのか。残された時間は少ない。

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2012年7月20日のニュース