イングランド代表前主将テリー「疑いが残る」も無罪判決

　サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのＤＦで試合中に人種差別的発言をしたとして罪に問われたイングランド代表前主将テリーが１３日、ウェストミンスター治安判事裁判所から無罪判決を受けた。判決文はテリーが人種差別をしたことに「疑いが残る」とした。

　テリーは昨秋のクイーンズパーク戦で、相手選手に差別的な言葉を発したとされる。この問題でイングランド協会はテリーを主将から外した。処分を不服としたカペロ前代表監督が２月に辞任する事態に発展していた。（共同）