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香川 VIP用出口から病院直行 マンU 異例の“厳戒態勢”

[ 2012年6月23日 06:00 ]

メディカルチェックを終え、マンチェスター市内の病院を出る香川真司

 ドイツ1部ドルトムントからプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まった日本代表MF香川真司(23)が22日、マンチェスター市内の病院で移籍手続きに必要なメディカルチェックを受けた。

 異例とも言える約30人の報道陣が集まるフィーバーぶりだったが、マンUはタイトル奪還の切り札として期待する香川を“厳戒態勢”で迎えた。

 香川は“厳戒態勢”で迎え入れられた。5月にファーガソン監督との会談のために訪れて以来、移籍決定後では初めてのマンチェスター入り。午前8時すぎにマンチェスター空港に到着すると、通常とは違うVIP用の出口に誘導された。テロ対策のため機関銃を携行した警官が配備されるなど、ものものしい雰囲気の中、クラブが用意した乗用車に乗り込み、メディカルチェックを受ける病院へ直行した。

 午前9時すぎに病院内へ入ると約4時間の検査を受けて、再び車に乗り込み病院を後にした。降りしきる雨の中、香川は待ち構えた報道陣に手を上げて笑顔で応えたが、コメントすることはなかった。新戦力を守るため、クラブ関係者が防護壁を築いていた。

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2012年6月23日のニュース