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UEFA審判部長 ウクライナの“幻のゴール”で誤審認める

[ 2012年6月21日 19:06 ]

<イングランド1―0ウクライナ>ボールをクリアするテリー

 欧州サッカー連盟(UEFA)の審判部長を務めるピエルルイジ・コリーナ氏(52)がは20日、19日に行われた欧州選手権1次リーグD組のイングランド対ウクライナ戦のゴール判定で誤審を認めた。

 ウクライナが1点を追う後半17分、、ウクライナのデビッチが放ったシュートをGKが足でクリア。ボールは浮き球となり、ゴールラインを割っているようにも見えたが、追加審判員の判断を聞いた主審はテリーがクリアしたと判断。“幻のゴール”となり、試合は1-0でイングランドが勝利した。

 コリーナ氏は「審判団は間違いをした。そんなことは起こらないことを願っているが、審判も人間だ」と語った。ハンガリー人のカッサイ審判とそのチームは、今大会の審判団から降ろされるが、それ以上のペナルティーはない。

 だが、FIFAのブラッター会長はゴール判定を補助する先進技術の導入が必要との見解をツイッターで示しており、今後、導入の声が強くなる可能性もある。

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2012年6月21日のニュース