永里先制ゴール！なでしこ、スウェーデンを振り切る

　サッカー女子の国際親善大会「スウェーデン招待」に参加している日本代表「なでしこジャパン」は２０日（日本時間２１日未明）、スウェーデンのイエーテボリでスウェーデン代表と対戦。前半２７分に永里のゴールで先制、そのまま１―０で勝ち、今回の遠征を１勝１敗で終えた。

　日本は１８日の米国戦から先発メンバー８人を入れ替え、ＧＫは福元を起用、２トップには永里と大滝が入った。なかなかリズムをつかめなかったが、安藤のスルーパスを相手ＤＦの裏で受けた永里がきっちり決めて先制。永里は米国戦に続き２戦連続ゴール。

　日本は後半、宮間に代わって沢、大滝に代えて丸山を入れ、１２分には川澄も投入。追加点は奪えなかったが、ＧＫ福元の好セーブなどもあり、最後はスウェーデンの猛攻を振り切った。

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは日本が３位で、スウェーデンが４位。ロンドン五輪では１次リーグ第２戦で対戦するライバルだ。昨年の女子Ｗ杯では準決勝で顔を合わせ、３―１で勝っている。