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大仁副会長が会長就任へ 川渕氏は名誉会長“勇退”

[ 2012年6月21日 06:00 ]

 日本サッカー協会の次期会長に大仁邦弥副会長(67)の就任が確定的となっていることが分かった。関係者によれば次期役員候補推薦委員会が、21日の理事会に提案する会長候補を大仁氏に決めた。理事会の審議を経て24日の評議員会で選任し、同日の新理事会で正式決定する。

 大仁氏は元日本代表DF。日本協会では強化委員長などを経て、06年から現職。10年W杯南アフリカ大会では日本の団長を務めた。また、今月で任期満了に伴う定年を迎える日本サッカー協会の小倉純二会長(73)が、名誉会長に就任することも濃厚となった。小倉氏は02年から昨年まで国際サッカー連盟(FIFA)の理事を務めるなど世界的にも幅広い人脈を持ち、今後も継続的にサッカー界に貢献していく。川淵三郎キャプテン(75)は名誉会長を“勇退”し幅広い角度からサッカー界を支える見通し。

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2012年6月21日のニュース