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J2大分の支援組織「県民会議」募金に積極的協力を

[ 2012年6月12日 19:36 ]

 経営再建中のJ2大分の支援組織「大分トリニータを支える県民会議」が12日、大分県庁で役員会を開き、1億円を目標とする「J1昇格支援金」の募金への呼び掛けに積極的に協力することなどを決めた。大分は、J1昇格をかけて戦うプレーオフ進出の条件として、Jリーグから融資された3億円を10月中旬までに完済する必要がある。

 大分は、8月22日までの期間で一般の個人やグループから寄付金を募っており、募金額は10日までに3千万円を突破した。ただしこの日の県民会議では、残り2億円の資金繰りについて打開策を見いだすには至らなかった。

 県民会議の会長で大分トリニータ後援会の坂本休名誉会長は「県民の支援に加え、経済や行政が力を合わせ、期待に沿えるような支援をしていこうと申し合わせた」と話した。

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2012年6月12日のニュース