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名古屋 3発快勝!2年連続1次リーグ突破

[ 2012年5月16日 06:00 ]

<名古屋―セントラルコースト>前半、ループシュートで2点目のゴールを決める名古屋・藤本

ACL1次リーグG組 名古屋3―0セントラルコースト

(5月15日 瑞穂陸)
 G組の名古屋はホームでセントラルコースト(オーストラリア)に3―0で快勝。勝ち点を10に伸ばし、決勝トーナメント進出を決めた。
【試合結果 G組】

 リーグ誕生20年目。この日“成人式”を迎えたJリーグに贈る、華々しいゴールショーだった。先制FK弾の玉田に、技ありループの藤本、最後は闘莉王ヘッド。役者の揃い踏みで2大会連続1次リーグ突破を決めた。

 J創設期は“お荷物”とやゆされたチームが、今やリーグ屈指の強豪に成長。圧倒的な選手層を誇るクラブへと変貌を遂げた。「スケジュールが厳しくて体調を考慮した」とストイコビッチ監督が話したように、腰痛のFWケネディやMFダニルソンを温存しても圧勝。引き分け以上が突破条件だった1戦で19歳MF田中輝をプロ初スタメンに抜てきし、最後は次戦の首位・仙台戦を見据えて玉田や藤本を交代させる余裕もできた。

 「3―0なので、良いゲームだと言わざるを得ない。次ラウンドに進める選手に賛辞を送りたい」と指揮官。得失点差で2位通過となり、ラウンド16は敵地での一発勝負となるが、玉田は「アウェーでもホームでもやることは一緒」という。ラウンド16で敗れた昨年のリベンジを果たし、初のアジア王者への歩を進める。

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