長友　メンタル成長自覚「どんな状況でもブレない」

帰国し、笑顔を見せるインテル・ミラノの長友佑都

　インテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友佑都（２５）はセリエＡ２年目の今季を「個人としては素晴らしい１年。選手としても人間としても成長できた」と振り返り「そういう経験を代表に生かしていきたい」と語った。

　特に成長したのが「メンタル面」という。インテル・ミラノは今季、ガスペリーニ氏、ラニエリ氏、ストラマッチョーニ氏と３人が指揮を執った。長友は監督交代の度にレギュラー争いを強いられ、その中で学んだのが「どんな状況でも平常心でいること」だった。「本当に力のある選手はどの監督でも使われる。今はどんな状況でもブレないしメンタル的に大人になれた」と長友。「厳しい戦いが待っている」と予想するＷ杯最終予選でも精神的支柱としてチームを引っ張る。