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岡田監督が南京で第2戦 虐殺否定発言で厳戒態勢

[ 2012年3月17日 19:01 ]

 サッカー日本代表の岡田武史前監督が率いる中国スーパーリーグの杭州緑城が17日、河村たかし名古屋市長の南京大虐殺否定発言への反発が高まる江蘇省南京市で、今季2戦目を江蘇舜天と戦い、0―3で敗れた。ゲームは、迷彩服姿の軍人も警備に加わる厳戒態勢の中で行われたが、目立った混乱はなかった。

 地元消息筋によると、試合前、南京側サポーターが反日の横断幕を掲げる可能性があるなどといった情報が流れ、当局は警備を一段と強化したという。

 ピッチ脇に約100人の制服軍人を配置。スタンドでは約300人の杭州緑城のサポーター周辺を約100人の制服軍人と約500人の制服警官が取り囲むように陣取り、江蘇舜天のサポーターから完全に隔離した。(共同)

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2012年3月17日のニュース