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香川 当日知ったトップ下起用 課題の中にも収穫

[ 2012年3月1日 07:56 ]

<日本・ウズベキスタン>後半、タックルを受け倒れる香川(右)

W杯アジア3次予選グループC 日本0-1ウズベキスタン

(2月29日 豊田ス)
 消化不良だった。香川はザックジャパン発足後19試合目にして初めてトップ下で先発したが、結果を残せなかった。

 国際Aマッチのトップ下先発は08年6月14日のタイ戦以来、約3年8カ月ぶり。故障明けで招集を見送られた本田に代わり、所属するドルトムントでの定位置に入った。試合前日の練習では左MFに入っており、トップ下起用を知ったのは試合当日だった。

 それでもザッケローニ監督は「(香川が)バイタルエリアで前を向いたら大きなチャンスになっていた」と及第点の評価。香川も「初めてトップ下で90分できたことは良かった。もっとプレーしたい気持ちは強い」と前を向いた。課題の中に収穫も見えた背番号10のトップ下起用。連係面の熟成度を高めれば、最終予選に向けたオプションになる可能性はある。 

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