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得票率3割近くの沢 ライバルは「興奮した 誇りに思う」

[ 2012年1月11日 07:32 ]

国際サッカー連盟の世界年間表彰式に出席した(左から)日本代表の沢、佐々木則夫監督、ブラジルのアウベス、アルゼンチンのメッシら
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FIFA2011年間表彰式

 日本サッカー界の歴史をまた変えた!国際サッカー連盟(FIFA)は9日、スイスのチューリヒで2011年の世界年間表彰式を行い、昨年の女子W杯ドイツ大会で初優勝したなでしこジャパンのMF沢穂希主将(33=INAC神戸)がアジア勢初となる女子最優秀選手に選出された。

 28・51%の票を集め、5年連続最優秀選手だったブラジル代表FWマルタと米国代表FWワンバックを抑えて手にしたトロフィー。「凄く重かった。自分が代表になってからの18年間や今まで女子サッカーを支えてくれた人、先輩たちの重みが詰まっていた」。その重みはサッカー人生の重みそのものだった。

 ▼米国代表FWアビー・ワンバック 沢選手が受賞したことに興奮した。日本は今晩受けた全ての賞に値すると思う。日本は世界王者だし、沢選手も最高の選手であることを証明した。彼女のことをとても誇りに思う。

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