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市船MF和泉 ハット宣言で2冠獲り目指す

[ 2012年1月5日 06:00 ]

ミニゲームでシュートを放つ市船橋・和泉主将

全国高校サッカー選手権準々決勝 市船橋―矢板中央

(1月5日 駒沢)
 市船橋(千葉)のMF和泉も虎視眈々(たんたん)と得点王を狙う。市船橋は準々決勝・矢板中央(栃木)戦に備え、千葉市内で約2時間調整。主力組はランニングなど軽めの練習を行った。ここまで2得点の和泉は「もちろん得点王を狙っている。自分は得点を求められているので、チームの勝利のために点を獲りたい」と得点王への意欲を語った。

 3回戦の清水商戦は無得点に終わり、激励に訪れたOBの柏FW北嶋にゴールを披露することができなかった。「北嶋選手の前で点を決めたかった。国立で(北嶋が)見ている前で決めたい。あしたは3点」とハットトリック宣言。北嶋の次の観戦予定は7日の準決勝(国立)。5日は観戦できない先輩のためにも、自らのゴールでチームを“聖地”に導く。

 主将であるだけに「みんなのために」と話すが、点取り屋としての誇りもある。中京大中京の宮市の話になると、「宮市は1年生。1年生には負けられない」と闘争心をあらわにした。2年生で出場し優勝した10年の高校総体で7得点を挙げ得点王に輝いた意地もある。ゴールへの嗅覚を研ぎ澄まし、自身2度目の全国制覇と得点王の2冠獲りを目指す。

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2012年1月5日のニュース