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予選敗退の北朝鮮、イエロー7枚代償に意地の勝利

[ 2011年11月16日 06:00 ]

<北朝鮮・日本>後半 、北朝鮮のパク・ナムチョル(左から2人目)が決勝のヘディングシュートを決める

W杯アジア3次予選・C組 北朝鮮1―0日本

(11月15日 平壌)
 北朝鮮のユン・ジョンス監督は「偉大な指導者の金正日同志から授けてもらった底力と度胸で試合に勝つことができた」と力説した。

 5万観衆の後押しを受けた選手は気迫あふれるプレーを展開。前半35分には「状態を見て代えた。若くて速い選手を使おうと思った」とFW鄭大世を下げる大胆な采配で勝利への執念をうかがわせた。

 代わったMFパク・ソンチョルは鋭い出足で好機に絡み、後半5分にはFKから1メートル88のFWパク・クァンリョンを生かして決勝点。MFチョン・イルグァンが2度の警告で退場となるなどイエローカード7枚を受けたが、引き換えに価値ある日本戦の勝利をものにした。

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