宮市「この場を楽しまないともったいないなと」

イングランドリーグ杯４回戦 アーセナル２―１ボルトン

（10月25日）
　【宮市亮と一問一答】

　――ベンゲル監督からの指示は？

　「守備的にいってほしいと。一度ミスはあったが、守備で貢献できたのはよかった」

　――試合中にコールがあったが。

　「聞こえました。やっぱりうれしいですね」

　――約１カ月ぶりの公式戦出場だったが。

　「オランダでは試合に出られたけど、プレミアリーグでは壁にぶちあたると思っていた。リザーブチームで自分のプレーができず、ネガティブな考えになっていた」

　――変わった点は？　

　「この場を楽しまないともったいないなと思うようになった」

　――イングランドのスピードに慣れてきた。

　「それはあると思う。監督からも時間はかかると言われているので、焦らずやりたい」

　――生活には慣れたか？

　「食事も自分でやっている。炒め物のレパートリーが増えた。最近は水とかたくり粉であんかけをマスターした。ドライビングレッスン（自動車教習）も始めたが、クラッチに苦戦してます」

　――プレミアデビューに向けて。

　「国内リーグに出てこそプレミアのクラブに来た（意味がある）と思っている。プレーができるチャンスが増えればいい。それを信じてやっていきたい」