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宮市 Xマスプレミア初陣へ!ベンゲル監督が“予告”

[ 2011年10月27日 06:00 ]

<アーセナル・ボルトン>後半、途中出場ドリブル突破する宮市

イングランドリーグ杯4回戦 アーセナル2―1ボルトン

(10月25日)
 アーセナルのFW宮市亮(18)が12月にもプレミアリーグデビューする可能性が高くなった。

 宮市は25日、イングランドリーグ杯4回戦のボルトン戦に後半28分から途中出場して2―1の勝利に貢献した。イングランドでの初ゴールはならなかったが、プレミアリーグのチームを相手にスピードを生かした突破を披露。アーセン・ベンゲル監督(62)は「試合の激しさに慣れなければいけないが、クリスマスには(リーグ戦に出る)準備が整うだろう」クリスマス前後のリーグ戦初出場を示唆した。

 プレミアデビューに近づいた。初対戦したプレミア勢を相手に、宮市が攻守にわたって通用するポテンシャルを披露。2―1の逃げ切り勝ちに貢献した。アーセナルを準々決勝に導き「チームの勝利に貢献するプレーができたのは大事。そういう面では良かった」と笑みを浮かべた。

 ルーキーが成長ぶりを証明した。イングランドデビューとなった9月20日のリーグ杯3回戦4部シュルーズベリー戦以来約1カ月ぶりの公式戦。前回は緊張から応援も耳に入らなかったが、今回は「比較的リラックスしてできた」とプレーの質は格段に向上した。

 1点リードの後半28分から左MFに入ると、最大の見せ場は同35分。ハーフウエーライン手前でパスを受けると相手DFのタックルをジャンプでかわし、持ち味のスピードに乗ったドリブルで左サイドを約40メートル突破。ラストパスは通らなかったが、スタンドからは「リーオー」と名前の「亮」を意味するコールが湧き起こった。

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2011年10月27日のニュース