×

26歳自ら祝った 川澄、バースデーゴール2発で得点女王!

[ 2011年9月23日 14:53 ]

後半、自身2点目のゴールを決めたINAC・川澄(左)

なでしこリーグ第10節 INAC3―0千葉

(9月23日 フクアリ)
 ロンドン五輪アジア最終予選で中断していたなでしこリーグが23日に再開。首位のINACはアウェーで千葉と対戦し、FW川澄奈穂美(26)の2ゴールなどで3―0で快勝した。INACはリーグ戦9戦全勝で、勝ち点を27に積み上げた。

 なでしこジャパンのエースが26度目の誕生日を自らのゴールで祝った。この日は左サイドで先発。序盤から何度も決定機を迎えながら相手GKの好守に阻まれていたが、前半38分ついに均衡を破った。MF沢が絶妙なスルーパスを送ると、抜け出したFW大野がシュート。これは相手GKに阻止されたが、こぼれ球に詰めた川澄が左足できっちり押し込み、バースデーゴールを決めてみせた。

 シンデレラの活躍はこれだけでは終わらない。後半15分にはゴール前に走り込み、MF米津の右クロスに右足ダイレクトで合わせて2点目。自身今季8得点目となる貴重な追加点を決めて、得点ランキングでもチームメートのFW大野に並んでトップに立った。

 前日は「小学生ではないんで“おめでとう”と言われても、そんなに…」と、歳を重ねていくことに複雑な乙女心を明かしていた川澄。それでも「逆に得点を皆にプレゼントしたい?そうですね」と宣言していた通り、ファン、チームメートに大きな“お祝い返し”を贈った。

続きを表示

2011年9月23日のニュース