そんなに甘くないけど…香川「メンバーを見る限り勝たなきゃいけない試合」

＜ドルトムント・アーセナル＞相手選手と競り合う香川

欧州ＣＬ１次リーグＦ組 ドルトムント２―２アーセナル

（9月13日 ドルトムント）
　欧州ＣＬデビューを果たしたドルトムントの香川真司に聞いた。

　――試合の感想は？

　「チャンスの数から言えば勝てました。そういう意味では悔しいです」

　――素晴らしい序盤。

　「こういう舞台に対してもチームとして特に緊張せず、みんなで“自分たちのサッカーをしよう”と。そういう入り方ができた中でチャンスもあったので決めたかった」

　――守備を固める相手ではないので戦いやすい？

　「試合前から“この試合は一番やりやすい試合になる”と予想できました。当たりは凄く強かったですけど、相手は攻撃的な選手が多い分、スペースは生まれるからやりやすさはありました」

　――逆転可能と思った？

　「もちろんそのつもりでいました。アーセナルも経験豊富だから“そんなに甘くない”と感じていましたけど。後半もいい流れでしたけど、ちょっとの精度でゴールというのは（決まらない）」

　――もっとできた？

　「相手のメンバーを見る限り勝たなきゃいけない試合。勝つチャンスは限りなく大きかった試合でもある。いい雰囲気を味わえた部分はありましたが、ホームでは勝ちたかったので残念でした」