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連覇へ不安のドロー発進 バルサ後半ロスタイムに失点

[ 2011年9月15日 06:00 ]

欧州CL1次リーグH組 バルセロナ2―2ACミラン

(9月13日 バルセロナ)
 痛恨の幕開けだ。92~93年シーズンのCL移行後、初の連覇を狙う大本命バルセロナが初戦で引き分け。後半ロスタイムの失点で勝利を逃した。

 「ゲームを十分に支配していたから悲しい」とグアルディオラ監督。確かに大半の時間でACミランを押し込んだが、弱さも露呈した。故障の影響でボランチが本職のブスケツとマスケラーノを組ませたセンターバックが相手の快足FWアレシャンドレ・パトに置き去りにされ、開始24秒で失点。前半36分にはFWメッシが鋭い突破から同点弾をアシストし、後半5分にFWビジャが勝ち越しFK弾も、最後は左CKから失点した。10日の国内リーグでも守備が乱れて引き分けた。前半39分に退いたMFイニエスタは左大腿二頭筋負傷で全治1カ月。ビジャは「開幕したばかり。チームが良くなる時間は十分ある」と話したが、不安を残す船出となった。

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2011年9月15日のニュース