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男子ユニバ3大会ぶり金 細かいパスで英国翻ろう

[ 2011年8月23日 06:00 ]

決勝の英国戦で先制ゴールを決め喜ぶ河本(左)

ユニバーシアード夏季大会第11日 男子決勝 日本2―0英国

(8月22日 深セン)
 ユニバーシアード夏季大会第11日は22日、中国の深センで行われ、サッカー男子決勝で日本は2―0で英国を破り、3大会ぶり5度目の優勝を飾った。素早いパス回しでリズムをつかんだ日本は、前後半に1点ずつを奪って快勝した。また、21日に行われたサッカー女子決勝は日本が地元中国に延長で1―2で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。

 決勝の舞台で美しいサッカーを表現した。日本が細かいパスワークで英国を翻ろう。勝利の瞬間、選手たちは抱き合って優勝に酔いしれた。

 前半29分。後方からの浮き球のパスに河本が頭で合わせた。ボールは前に出ていたGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

 後半10分すぎには河井のスルーパスに反応した丸山がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを山村が冷静に決めて2―0とした。

 ロンドン五輪出場を目指すU―22日本代表も経験した山村、比嘉、増田らレベルの高い選手が名を連ねる。女子のW杯優勝に「自分たちもチャンスがあるんじゃないかと思うことができる。いい目標になる」(山村)と触発され、世界の学生の頂点に立った。

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2011年8月23日のニュース