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日本代表 敵地タジキスタン戦へモスクワ合宿浮上

[ 2011年8月22日 06:00 ]

敵地タジキスタン戦を見据えザックジャパンにモスクワ合宿が浮上!

 ザックジャパンがCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)の本拠地モスクワに前線基地を置く可能性が21日、浮上した。日本サッカー協会の小倉純二会長(73)は、W杯アジア3次予選で11月11日にアウェーでの対戦が決まったタジキスタンの極寒対策として第三国での事前キャンプを推奨。候補地の一つとしてモスクワを挙げた。過去1度も対戦していないタジキスタン対策では、本田の経験と知識がフル活用されることになる。

【日本代表日程】

 まさに仰天プランだ。極寒と劣悪な衛生面がネックとなるアウェーのタジキスタン戦対策として、日本協会は「モスクワ事前合宿」の検討に入った。90年代後半、治安悪化などを理由にタジキスタンへの渡航を断念した経験のある日本協会の小倉会長が「今後、スタッフが考えるでしょうけど、本田君のところに集まればいいんじゃないかな」とアイデアを提供したもので、本田が所属するCSKAモスクワの本拠地モスクワで短期合宿を行うプランだ。

 モスクワ合宿の最大の目的は寒さ対策にある。小倉会長も「今は治安は安定しているみたいだけど、後は寒さの問題だね」と真っ先に不安材料として挙げた。冬季のタジキスタンは平均気温が氷点下となるため、冬季の平均気温が0度のモスクワは極寒対策にはうってつけの場所と言っていい。もちろん合宿では昨年2月からCSKAモスクワでプレーしている本田が、その経験に裏付けられた寒さ対策をチームメートに伝授することになる。極寒の地での戦い方を実戦でシミュレーションできるメリットは何よりも大きい。

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2011年8月22日のニュース