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タジキスタン代表監督 リーグV監督が兼任

[ 2011年8月22日 06:00 ]

 タジキスタン代表監督に昨季国内リーグ王者イスティクロルを率いるラフィコフ監督が就任すると地元メディアが20日に伝えた。クラブと代表の監督を兼任するという。代表にはFWラビエフ主将ら同クラブの選手が多く、9月2日にW杯アジア3次予選開幕を控える中、スムーズな体制移行を図ったとみられる。

 また代表GMにエモマリ・ラフモン大統領の長男でサッカー協会副会長を務めるルスタミ氏の就任が決定。94年の初当選から強権政治で知られる現職大統領の長男が代表に関わることで、政府からの全面的な支援も予想される。ルスタミ氏は「代表を助けるため熱意をもって働きたい」と訴えた。

 ▽タジキスタン 中央アジアで中国、キルギス、アフガニスタン、ウズベキスタンと国境を接する。面積は約14万3100平方キロメートルで日本の約40%。人口は710万人(10年)。首都ドゥシャンベ。旧ソ連の構成国で92年に独立。公用語はタジク語ながら、ロシア語も広く使われている。平野部では夏場の最高気温が35度を超えるが、12月から2月の冬場は平均気温が0度以下となって寒さが厳しく、雪が積もる。W杯予選は98年フランス大会から出場しているが、本大会出場はなし。FIFAランク142位。

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2011年8月22日のニュース