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熊谷ら3人に功労賞 なでしこ世界一で埼玉県

[ 2011年7月22日 12:58 ]

埼玉県の上田清司知事(右端)から「彩の国スポーツ功労賞」を贈られた、「なでしこジャパン」の(左から)熊谷紗希、矢野喬子、山郷のぞみ

 埼玉県は22日、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した「なでしこジャパン」のメンバーで、浦和レッズレディースに在籍した熊谷紗希(20)、さいたま市出身でチーム最年長の山郷のぞみ(36)、浦和に所属する矢野喬子(27)の3人に「彩の国スポーツ功労賞」を贈呈した。

 贈呈式で上田清司知事は「震災以降の困難な状況を吹き飛ばす素晴らしい快挙だった」とたたえ、表彰状を手渡した。

 世界一を決める4人目のPKを蹴り、独リーグに移籍する熊谷は「お世話になった埼玉県にいい結果を報告できうれしい」と笑顔。山郷は「厳しい戦いだったが、21人が力を合わせて優勝できたことは誇り」と話した。

 県は後日、J1大宮の監督も務めた佐々木則夫監督(53)ら2人にも同賞を贈呈する。

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2011年7月22日のニュース