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守り甘かった…熊谷ツイッター騒動に“イエロー”

[ 2011年7月22日 06:00 ]

ツイッターで合コン騒動を暴露された熊谷

 なでしこジャパンにイエローカードだ!女子W杯ドイツ大会優勝メンバーのDF熊谷紗希(20=浦和)が20日夜、都内で開催された合コンに参加し、同席した男性にツイッターでその席での言動を暴露される騒動があった。

 事態を重く見た日本サッカー協会の大仁邦弥副会長(66)は21日、中村修三女子部長(52)を通じ、所属クラブに厳重注意。熊谷は体調不良を理由にこの日のイベント出席を全てキャンセルし、自身のツイッターで謝罪した。

 鉄壁のディフェンスでなでしこジャパンの世界一に貢献したDF熊谷が、思わぬ形で“イエローカード”を受けてしまった。優勝報告を兼ねたテレビ出演やイベントに追われた20日の夜、東京都内の飲食店で開かれた「合コン」に出席。そこで同席した男性に合コンの様子をツイッターで“実況中継”されてしまったのだ。

 つぶやきの内容は、監督批判をほのめかすものや、なでしこジャパンでの上下関係に関する発言など赤裸々。男性の一方的なつぶやきのため、全てが事実とは限らないが、その場の雰囲気もあったのか、熊谷が持参したとみられる金メダルを首から下げた男性との2ショット写真などもアップされた。

 熊谷はこの日もテレビ出演などが予定されていたが、体調不良を理由にキャンセル。関係者によれば、ショックでしょうすいしきっているという。熊谷は夜になって自身のツイッターで「お騒がせしている件に関してですが、内容は事実ではありません。私の軽率な行動が今回の事態を招くことになってしまい、申し訳なく思ってます。また、誤解を招くような発言があったことも深く反省しております」などと謝罪した。

 W杯前までは街を歩いていても気づかれなかったが、今やなでしこフィーバーは社会現象。有名税と言えばそれまでだが、偉業の直後だけに軽率だったことも否定できない。“公人”として認知されたなでしこ戦士たちにとっては、思わぬ余波に巻き込まれた形となった。

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2011年7月22日のニュース