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カズ、超レア「6」ユニホームで被災者支援!

[ 2011年6月17日 06:00 ]

ベトナムから帰国し、ランニングなどで調整した横浜FCのFW三浦知

 カズが“超お宝”ユニホームで復興支援に貢献する。J2横浜FCのFW三浦知良(44)が16日、元韓国代表MF朴智星(30=マンチェスターU)主催の慈善試合(15日)に出場したベトナムから帰国した。

 慈善試合では「初めてじゃないかな」という背番号6でプレーし、前半21分に豪快なミドル弾を決めた。愛着ある11番は中国代表MF金敬道に決まっていたためだが、最初で最後となる可能性が高いカズの背番号6が東日本大震災の復興支援の力となる。

 ユニホームはサイン入りで慈善オークションにかけられ、収益は東日本大震災の被災者に送られる予定。日本代表相手にゴールを決めた3月の慈善試合でカズが履いたスパイクは慈善オークションで778万8777円で落札されており、今回は“希少価値”を考えるとさらに高額になる可能性がある。

 京都時代の同僚の朴智星から「日本で慈善試合をやるときは声をかけてください」と言われたカズは「アジアのみんなと協力してやっていきたい」とさらなる慈善活動にも意欲を示した。

 ◆カズの背番号 ブラジル時代に左ウイングのレギュラーを獲得した当時の11番に愛着を持ち横浜FCでも背負う。90年読売クラブ入りした時は24番。2シーズン目からV川崎(現東京V)時代を通じて11番。99年に移籍したクロアチア・ザグレブでは13番。同年7月に加入した京都では36番をつけたが、翌年から11番。05年にプレーしたシドニーFCではゲスト選手枠のため21番。トヨタ・クラブW杯では大会限定で11番をつけた。

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2011年6月17日のニュース