鮫島　東京電力からブレーカーズへ移籍完了

　福島第１原発事故の影響で活動自粛中の東京電力から移籍手続き中だったＤＦ鮫島は米女子プロリーグ、ＷＰＳのブレーカーズへの移籍が完了した。日本サッカー協会によると、１２日に新天地での初出場も果たしたという。

　国内の他チームへの移籍は「心情的に難しく踏み出せなかった」という。移籍が決まるまではＪ１磐田のジュニアユースの練習に参加し、男子選手を相手に調整してきた。鮫島は「東京電力の他の選手も背中を押してくれた。それに対する責任や感謝の気持ちを見せたい」と仲間の分までの活躍を誓った。