Ｗ杯開催地決定　全加盟協会による投票に改正か

４選を決めた国際サッカー連盟のブラッター会長

　ＦＩＦＡのゼップ・ブラッター会長（７５）は１日、チューリヒで行われた総会でＷ杯開催地決定を全加盟協会による投票で行うとの改正案を提案した。

　現在は理事２４人による投票で行われ、不正を招きやすいとの指摘があった。またイングランド協会が買収疑惑が浮上した会長選の延期を求める緊急動議を提出したが、賛成票１７に対して反対票１７２で否決。アルゼンチン協会のグロンドーナ会長が演説で「常に何か注文をつけ、メディアも事実より大部分うそを伝える」とイングランドを批難する場面もあった。