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中田英寿氏 7年ぶりのペルージャ 長友、マテラッツィも出場

[ 2011年5月24日 10:08 ]

イタリアのペルージャで行われた、復興支援を目的としたサッカーの慈善試合に出場し、声援に応える中田英寿氏

 東日本大震災で被災した仙台市の復興支援を目的としたサッカーの慈善試合が23日、イタリアのペルージャで行われ、地元クラブのペルージャにかつて在籍した元日本代表の中田英寿氏や、日本代表DF長友佑都(インテル・ミラノ)らがプレーした。主催者発表によると観客は1万人だった。

 この試合は、2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会の際にイタリア代表が仙台市で合宿した縁で企画された。

 ペルージャOB選手選抜チーム同士の対戦には、中田氏とともにイタリア1部リーグ(セリエA)を戦った元チームメートや、ペルージャに所属したことがある元イタリア代表のマテラッツィ(インテル・ミラノ)、ガットゥーゾ(ACミラン)らが出場。中田氏の入ったチームが3―2で逆転勝ちした。

 7年ぶりにプレーするペルージャの競技場で終盤に同点ゴールを決め、ファンを盛り上げた中田氏は「ペルージャが日本のためにこういうことをやってくれるのは僕もうれしい」と述べた。

 29日にイタリア・カップ決勝を控える長友は最初の9分だけピッチに立った。「遠く離れたイタリアにいる僕らができることはこういうことしかない」と慈善試合の意義を強調した。(共同)

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