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G大阪・宇佐美、ACL大阪ダービーへC大阪挑発

[ 2011年5月24日 06:00 ]

並んでランニングするG大阪の(左から)遠藤、西野監督、平井、宇佐美、イ・グノ

ACL決勝トーナメント1回戦 G大阪―C大阪

(5月24日 万博)
 本当の「大阪」はオレたちだ!24日にACL決勝トーナメント1回戦でC大阪と対戦(万博)するG大阪MF宇佐美貴史(19)が過激なコメントで「大阪ダービー」へのこだわりを示した。

 過去の対戦成績は20勝10敗3分け。圧倒的優勢なデータを背景に「勝てているし、自信はある」と挑発。アジアの舞台で初めて開催される意地とプライドがぶつかり合うナニワ決戦。新たな歴史の1ページを記すのは、完全復調した天才しかいない。

 「うちは苦しい試合を勝ってきている。普通にやれば自分たちの方が上だと思う」と宇佐美。

 リーグ戦5試合連続ドローのC大阪と違い、現在リーグ3連勝。すべて1点差勝利だが、その勝負強さを誇った。西野監督も「うちとセレッソでは歴史が違う」とチームの成熟度を強調する。

 15日の福岡戦は60メートル独走弾。21日の新潟戦では圧倒的な個人技で左サイドを制圧し、強烈ミドルで決勝点をお膳立てした。開幕時から続いた不振からは完全脱却。すでにC大阪攻略のイメージは持っている。

 「自分の得点もそうだし、突破で得点につながれば嬉しい。仕掛け続けて、相手DFを上がらせないようにしたい」

 雨中の最終調整でも軽快な動きを披露。体調は悪くない。「攻撃は最大の防御。そのスタンスは変えないし、それこそガンバのスタイル」。関塚U―22代表監督も見守る中、宇佐美がガンバを3年ぶりアジア8強へと導く。 

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2011年5月24日のニュース